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プロ目線でリアルインプレ! – 池田祐樹の正直レビュー (Vol.6)

TOPEAK-ERGON RACING TEAM所属のプロ マウンテンアスリート、池田祐樹 選手による製品レビュー【プロ目線でリアルインプレ! – 池田祐樹の正直レビュー】Vol.6。
第6回は日中でも活躍する「TOPEAK(トピーク)」のコンパクトなライトをレビューしていただきました!
TOPEAK 「ライト」 レビュー
昼間のライドも安心安全に!
プロが”昼でもライトを点ける”理由。TOPEAKライトの徹底レビューと注意点

日々のサイクリングや通勤・街乗りの安全対策として、ライトは今や必需品です。都市部を中心に、自転車と車・歩行者の接触事故は毎年一定数発生しており、暗い時間帯だけでなく昼間でもライトを点けることが事故防止の第一歩になります。
朝方から昼間、そして夕方のライドでも、車や歩行者、他のサイクリストに「自分の存在を知らせるライト」は非常に重要です。特にライド時間が長い選手にとっては、事故のリスクを減らすためにライトの使用が欠かせないと感じています。
家族や友人とのサイクリング、毎日の通勤・通学でもライトをつけることで安全性は格段に向上します。マウンテンバイクにおいても自宅からトレイルまで公道を走ることが多いため、走行中はぜひライトを点けることをおすすめします。
日中用ライトにおすすめ:TOPEAKの “コンパクト” ライト

夜間用の大光量ライトは必要ないけれど、日中でも安全性を確保したい場面で大活躍するのがTOPEAKの“コンパクト”ライトです。
私が普段愛用しているのは、工具不要で簡単に付け替えられる以下のライトです。
重視しているポイントは「使い勝手の良さ、軽さ、コンパクト、点灯時間」です。
フロントライト:ヘッドルクス250+



特徴・気に入っているポイント
- マウント不要。リング形状のゴムだけで脱着可能
- バイク乗り換え時もすぐ付け替えられる
- 点滅モードで10時間持続
軽量&コンパクト
- 45gと非常に軽量で操作性やハンドリングに影響なし
- ハンドルバー下側に装着すると見た目もすっきり
光量で選べるモデル
- ヘッドルクス250+:薄暗い時間帯〜昼間の安全確保に十分
- ヘッドルクス450 USB:もっと光量が欲しい場合。73gで少し重め
注意点
- ヘッドルクス450 USBは光量と引き換えに重さが増す
- ヘッドルクス250+は夜間メインには不十分

ヘッドルクス250+ 商品ページ
ヘッドルクス450 USB 商品ページ
リアライト:テールルクス30 USB



気に入っているポイント
- ゴムバンドで簡単脱着
- バイク乗り換え時もすぐ付け替え可能
- 工具不要で日常使いのストレスほぼなし
軽量・長持ち
- 超軽量(17g)
- 点滅モードで30時間持続
デザイン
- 超コンパクトで取り付け場所の幅が広く、バイクの見た目も損なわない
注意点
- 充電口のゴムキャップが外れやすいのでしっかり閉める
- 付属のUSBケーブル(Micro Bの差し込み口が長いタイプ)でないと充電できない場合あり

豆知識
- 点滅モードは点灯時間が長くバッテリーセーブにおすすめ
- ヘッドルクス250+:点灯モード2.5時間、点滅モード10時間
- テールルクス30:点灯モード3時間、点滅モード30時間
- 夜間は点滅モードNG。前後とも点灯モードが法律で義務付けられているので要注意
まとめ
紹介したTOPEAKライトは、「日常的に使いやすく、安全性も確保できるライト」として非常に優秀です。
- 軽量で脱着が簡単
- 工具不要で付け外しストレスほぼなし
- 薄暗い時間帯や昼間でも安心して使用可能
持続性、簡単な着脱、軽量性、適度な光量、操作性のバランスが取れており、私にとって日常的にライトを使い続けられる理由となっています。
今回紹介したフロントライトは、夜間では光量が少ないので、夜間メインで使用する場合はもっと光量が強いライトを選ぶようにしましょう。

※ 本記事に掲載されている写真は全てアメリカ国内にて撮影されたもののため、右側通行となっております。
日本国内では日本の交通ルールを順守し、左側通行を守って走行してください。
TOPEAKでは夜間に適したライトのラインナップも豊富なのでぜひウェブサイトをチェックしてみてください。
→ トピーク公式 ライト製品ページ

池田祐樹
プロマウンテンアスリート
TOPEAK ERGON RACING TEAM USA 所属(MTB)
TEAM ALTRA所属(トレイルラン)
2011-2017年の7年間連続で、MTBマラソン世界選手権日本代表として参加。MTBの長距離、耐久レースの国内第一人者とされる。2019年からMTB競技のみならずトレイルランを本格的に始め、2種目のウルトラ競技(100マイルやステージレースなど)をトップレベルで戦う山の総合エンデュランスアスリート「マウンテンアスリート」の第一人者として活動中。
公式インスタグラムアカウント:https://www.instagram.com/yukiikeda/
公式ウェブサイト:https://yukiikeda.net/